今日も良い天気でした。こんだけ梅雨時に良い天気だとこの先どうなるか心配ですね。まぁとにかくこの新緑の季節のライディングを楽しむのみですが、面白いフレームを紹介します。

加納慎一郎というライダーを記憶している方もいるかと思いますが、彼は長年DHエリートレーサーとして活躍していました。昨年からフレームビルダーとして自分の理想とするバイクを追い求めています。そのブランドがBlue Steel。古くからの友人であるマーシーがテストしています。

このフレームの特徴はチェーンステイがスクエアフレーム。そしてシートステイがシートチューブと接合されずトップチューブに接合されています。写真のシートステイブリッジはマーシー用のカスタムフレームということで伊那名物の鹿の角が飾りでついていますが、構造物ではなく、絶妙なしなりを生み出しています。ついでにチェーンステイブリッジも付いていません。

フルサスのようにしなるリアトライアングルが適度に反発し、マーシートレイルでは絶妙のようです。ちょっと平地で乗らせてもらいましたが、リアが暴れないのが印象的でした。さてこのBlue Steel、基本的にはオーダーするライダーの好みに合わせて1本1本のカスタムフレームとなるようです。値段的にはChromagと同程度とか? 世界に1本の自分用のフレームというのもアリですね。

で、先日の下見の時にビルダーの慎一郎クンの後に付いて走らせてもらいましたが、トレイルをいっぱいに使って跳ねるように走っていました。とても参考になるライディングでしたが、同じラインを取ったら転けそうになりました。まだまだ修行が足りません。