今朝は曇り気味。気温も低く、バックカントリー日和とはいえないもののとりあえずバックカントリー初心者をつれて積雪観察も兼ねて行ってきました。

スキー場内は霧がかかっていましたが、スキー場トップに着くと雲海状態。御岳がよく見えます。

今回のメンバーはブラーデン、スチュアート、アンニに加え、バックカントリー初挑戦のブラッド&ミチエ。

約2時間のハイクでツアーコース出口へ到着。本当はもう少し登りたい所ですが、風も強くなり、ここでピットを掘って積雪観察。積雪状況はJANの「雪の掲示板」にアップしています。専門用語が多く、分かりにくいかも知れないですが、週末に山に入られる方は参考にして下さい。こちらからどうぞ。

そしてお待ちかねのライディング。まずはアンニ。

そして今回初のミチエ。上手く滑っています。よく「バックカントリーに挑戦したいですが、どの程度のライディングレベルが必要ですか?」と聞かれますが、「中級(ミチエぐらい)」とお答えします。もう少し分かりやすく言うと「35°ぐらいまでの斜面(大体のスキー場の上級コース)を中ターンで安定して滑って来れる程度。そして25°ぐらいの斜面で直滑降が出来る程度」となります。

バックカントリーはいわゆる不整地です。フレッシュパウダーの場合は良いのですが、今回のようにパウダーもあれば、クラストもある。地形変化に雪質変化となると、滑りながら対応する能力が求められます。なので、急斜面で膝と足首をやらかく使いながら凹凸を吸収し、出来るだけ縦に滑るような練習をすると良いと思います。加えて直滑降でボードの面で滑り、スピードに慣れておくと、地形変化に対応できるようになります。さぁ乗鞍のバックカントリーシーズンはこれからです。今年こそ挑戦したいという方はぜひ2DAYコースに参加してみて下さい。オプションでライディング講習も受け付けています。

ちなみに初挑戦のブラッド(写真上)、この後転けましたけどね。