各ショップさんに再入荷して話題のSaintのペダル。早速試してみました。

ノーススターでは今シーズンからSHIMANOさんのスポンサードを受けていますが、New SAINTのペダルが送られてきました。

ブラックとホワイトのボディはSaintっぽいデザイン

ピンの配置が前方に3本、中央2本、後方に2本ということで、一般的なフラットペダルに比べると少し変わったピンの配置のような気がしますが、取りあえずそのデフォルトの状態で試してみました。

後ろ側から

ペダルの厚みは薄いところで約15mmということで、最近流行の ”超薄” に比べれば厚い方かも知れません。今まで自分が使ってきたNS BikesのArialペダルよりは2mm程厚いことになりますが、さほど使用感の違いは感じませんでした。

横から – 中央の厚みは15mm

ピンの話しに戻すと、デフォルトの状態でもまず問題なく使えました。自分の場合は上りのときは拇指球でペダルの軸を踏める位置に足を動かします。その状態でズレ等は感じません。下りはその位置よりも少し足を前に出して土踏まずをペダルの軸に引っ掛けるような位置にしますが、ジャンプ等をした時に足がはずれるような感じもなく、まずまずでした。ただ、長く下っていたり、バイクを左右に振るような動作をすると、少し足が外側にずれるような感覚があったので、ピンを外側後方に1本ずつ追加してみました。

デフォルトでは外側2つのピン用のホールが空いた状態です

そうすると「なんということでしょう!!」(Before/After風に)そのズレがピタリと治まるではないですか。ピン無しでも問題は無かったですが、ピンを追加したことでより自分の好みに近づいたという感じです。バニーホップ等の引きつけ動作や乗鞍バイクパーク(仮称)のバンク等で左右にバイクを振ってみてもしっかりとバイクを操作できます。これは中央付近に配置されている2本のピンのお陰もあるでしょう。

付属のピン、スペーサーとツール

デザイン的にはかつての名品DXペダルのような洗練された感や厚みや重さにしても超薄ペダルには及ばないといった印象を持つ人もいるるかも知れませんが、さすがはSHIMANO、きちんと要所を抑えた製品を出してきます。

¥5,300という価格は試しで買うもよし、何より初めてマウンテンバイクをゲットした人に是非買ってもらいたいところですね。バイクで直接身体に触れるパーツはペダルとグリップ。そのグリップと合わせて買っても¥10,000でお釣りがくるのが嬉しいところ。お求めは各プロショップへ。

外側後ろに追加したピン&やっちまった傷

因にymknはニューペダルだぁとうかれてトレイルに入り、何かリアが跳ねるなと思ったその瞬間… スタート5秒でニューペダルを「ガリッ」!? リアサスのプロペダルをオフするのを忘れていました…