朝から冷たい雨の降っている乗鞍です。多分山の頂は雪でしょう。バイクシーズンもすっかり終了といった感じですが、せっかくなので今シーズン使用した5.10 SPITFIREのプロダクトレビューをしたいと思います。
まずソールですが、STEALTH PHソールで良くペダルに喰い付きます。4月中旬から1シーズン使い続けていますが、普段使いはせずにライディング時のみの使用で、ソール全体の減りは感じられません。もちろんペダルのピンで多少削られていますが、ソール自体が減っている訳ではないので耐久性としては問題ありません。
アッパーはレザーで構造的にはFREERIDERやIMPACTといったモデルに比べて柔らかめに出来ていることと、ソールのラバーの違いでペダルから足の外し易さと喰い付きが両立していると思います。好みにもよりますが、ダウンヒル等でしっかりとしたペダルへの喰い付きが必要であれば他のモデルをお勧めします。
サイジング的な問題になりますが、IMPACTに比べるとアッパーの違いか半サイズ大きく感じます。自分は27.5cmを使っていますが、27.0でもよかったかと思っています。もうひとつは付属しているインソールは薄いものです。そのままでももちろん問題は無いのですが、自分の場合はトレランシューズ用に作成したBMZというインソールを使用しています。そうする事で土踏まずがしっかりホールドされてペダルとの一体感が向上します。このインソール、スノーボード用も使っていますが、最高です!
全体的には今まで履いたマウンテンバイクシューズの中ではベストと言えます。唯一気になると色落ちです。下の新品状態の写真と比べるとかなりいい感じで色落ちしています。でもまぁ味と言ってしまえばそれまでなので、製品としては問題ないでしょう。プロダクトレビューでした。