今日はあまり気温も上がらず、少し肌寒い乗鞍でした。それでもやはり例年よりも気温は高め。冬はどうなるか心配ですが、長期予報では悪くないようです。

今日は昨日に引き続きミーティングメインの1日でしたが、スタッフが焼き芋を作ってくれました。

昨年も似たような時期に似たような事をやっていたように思いますが、、、今回も美味しく出来ました。

さて、タイトルのマウンテンバイクと政治ですが、カナダのバンクーバーの北部にノースショアと呼ばれるエリアがあります。いわゆる “フリーライドマウンテンバイキング” なるものを始めて、世界に広げてきた地域です。確か、その地域のライダー達の連絡掲示板的にスタートしたのがnsmb.comというサイトですが、今やその地域の情報=最新の「リアルマウンテンバイキング」を世界に発信し続けています。で、そこに面白い記事が載っていました。“2011 North Shore Candidates”(英語)というタイトルですが、近くその地域の議会選挙があるようです。そこで、どの候補者がマウンテンバイクに理解があってトレイルの整備等に協力的で誰に投票すべきかといった事が書かれています。

今やマウンテンバイカーが地方政治に影響を与える存在になっているノースショアですが、マウンテンバイクが盛り上がってきた20年程前には多くの問題があったようです。ライダーとハイカーの争いや、地権者との問題といった今の日本のマウンテンバイクが抱える課題と全く一緒です。ライダー達は正面から行政や地権者と交渉し、理解を得、今のノースショアスタイルを作り上げてきました。またかつて若かったライダー達が行政等に公務員として入り込んでいったということもあるようです。

マウンテンバイクは素晴らしいアウトドアスポーツだと思います。ライディング自体も楽しいですが、それが地域の活性化や観光振興、青少年育成といったことと繋がっていくともっともっと素晴らしいものになるかと思います。ムービーはnsmbメンバーによるトレイルメンテナンス。世代を超えたライダーが参加しています。こんなマウンテンバイクの将来が日本にも欲しいですね。