今日も天気のよい乗鞍です。この3連休はノースはMTBツアーで盛り上がりましたが、乗鞍には多くのヒルクライマーの方が練習にいらしていたようです。残念なニュースになりますが、昨日下山中の自転車とバスの事故があったようです。どのような状況で事故が発生したのかは分かりませんが、下山時にはかなりのスピードが出ますので、確実なスピードコントロールをお願いしたいです。
下山のテクニックとしてターン前にブレーキでスピードを落とすのはもちろんですが、乗鞍岳頂上から20kmを下って来ると、特にロードバイクのハンドルポジションではブレーキレバーを握る筋力も落ちてきて、オーバースピードになりがちです。そこで必要になってくるのが体のポジョションニングです。文章で色々と説明するのは難しいですが、基本的にはスキーの様にヒザをターンの内側に入れるとバイクが安定して曲がってくれます。自分の場合はターンの内側になる足の膝を開いて(オートバイレースのハングオンのように)、外側の膝はフレームを押し込む様にしています。そうする事でスピードを生かしながらバイクを回すことができます。
3年程前に「乗鞍を自転車で通行される皆様へ」という文章が発行され、のりくら観光協会より乗鞍エコーライン通行の注意喚起がされています。この文章が発行された背景には自転車と自動車のニアミスが多く、自転車の通行を禁止しようという動きがあった事も事実です。乗鞍で長く、安全に自転車が通行できるようにみなさんご協力下さい。