素晴らしい天候に恵まれ、乗鞍岳登山に行ってきました。平日でも多くの登山客で賑わっていました。

今回のゲストの皆さんは常連さんをメインにした友人グループ。いつもは主にスノーボードシーズンに利用いただいていますが、今回はハイキングガイドを利用しての乗鞍岳登山に挑戦。

ノーススターから徒歩1分の観光センターからバスで標高2,700mの畳平に到着。10月も半ばに差し掛かると畳平の気温は10℃以下とさすがに寒い。2日前には降雪もあり、日陰にはその雪が残っているくらいです。

乗鞍高原からバスで約1時間ほどで畳平へ

乗鞍高原からバスで約1時間ほどで畳平へ

今回は皆さんベースレイヤーの上にフリース、そしてシェル。さらにコンパクトに収納できるダウンジャケットをバックパックに入れる装備+グローブで正解でした(途中でTシャツ&ショーツの外人さんにも会いましたが、、、)。さらに以外と下りが大変なので、トレッキングポールがあると便利です。

うっすらと雪が、、、もう少しすればここは滑れる⁉︎

うっすらと雪が、、、もう少しすればここは滑れる⁉︎

乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰(3,026m)を目指すには、畳平から肩の小屋までの最初の区間は幅広い林道を進みます。この区間はお散歩気分ですが、その後に本格的な登山道に入ります。ポイントは登山道に入るときに少しゆっくり目のペースで入ることです。

肩の小屋までの林道区間

肩の小屋までの林道区間

バスで一気に上がってしまうので心肺が高所に慣れる前に標高2,800mの肩の小屋に到着してしまいます。なので、心肺がそこで無理することなくゆっくりとしたペースで進み、心肺を徐々に慣らしていきます。この最初の30分程をうまくやり過ごせば、無理なく登頂できます。

ゴツゴツとした岩が続く登山道

ゴツゴツとした岩が続く登山道

昨日は本当に素晴らしい天気。何度もガイドで登頂していますが、ここまで天気の良いのは久しぶり。この秋シーズンは夏の天候不順を取り返すかのようによく晴れてくれています。平日にもかかわらずかなり多くの方が登山を楽しんでいました。

頂上から権現池と高山方面を望む

頂上から権現池と高山方面を望む

今回のゲストの方々は皆さん既に長年の付き合いのあるお友達同士だったので、自分達のペースで楽しまれました。通常のツアーだと大勢のゲストを一度にガイドするために、融通を効かせるのが難しいですが、今回のように仲間同士であれば、いろいろな対応が可能です。

剣ヶ峰をバックに蚕玉岳で記念撮影

剣ヶ峰をバックに蚕玉岳で記念撮影

今シーズンの乗鞍岳ハイキングガイドはそろそろ終了ですが、冬のスノーシューツアーバックカントリーツアーも仲間同士、友達同士で楽しんでいただければと思います。