女性でも、お一人でも! 初めてのバックカントリーはノーススターで‼︎
バックカントリーというと、始めるにはハードルが高そうなイメージがあるかと思います。それなりに滑る技術が必要で、雪崩の危険もあって、、、もちろん「どなたでも大歓迎」というわけにはいきませんが、ノーススターでは挑戦してみたい方のお手伝いができたらと思っています。
まずライディングですが、スキーでもスノーボードでもスキー場内の斜度30度以上のいわゆる「上級コース」をパウダーでも、悪雪でもゆっくりでいいので、転ばずに降りてこれる程度のライディング技術が欲しいです。そして欲を言えば、斜度25度以上の斜面を直滑降で降りられるとさらにベターです。
この辺で「自分はどうかなぁ?」と思うスノーボーダーはぜひフリーライドレッスンを受講してみてください。スキーヤーの方はぜひ他のスキースクールへ。フリーライドレッスンでは基本的なライディング技術ももちろんですが、プライベートでの受講が多いので、色々と相談しながらレッスン内容を決めていきます。
今までにあったレッスンの例としては、「急斜面でのターンが上手くいかない、続けられない」、「ツリーランで木にぶつかりそうになって止めてしまう」といった内容です。どちらの場合も最初にフラットな緩斜面で基本的なライディングポジションを確認して基礎的なカービングターンを練習します。これがある程度できると、ある程度の斜度で直滑降を練習します。
直滑降はスキーでは簡単ですが、スノーボードでは意外と難しいです。しっかりとしたポジションでボードに乗ることと雪面の凹凸を下半身でしっかり吸収する足裏感覚が必要になります。加えてこの技術は自然地形を滑る上で非常に重要です。その上でそれぞれの課題に取り組むことになります。基本的なポジションとカービングターンが出来ていれば、ちょっとした応用とコツで課題はクリアできます。
このようなパターンでシーズン後半や春シーズンにバックカントリーデビューされたゲストは何名もいらっしゃいます。ノーススターのガイドはインストラクターとしての技術もあるので、滑りのどこを直せば滑りが良くなるかはもちろん、山で使える滑りを知っています。
ノーススターのビギナーバックカントリーは1日半のパッケージで、最初はゲレンデでのライディングチェックから始まります。スノーボーダーでもスキーヤーでもガイドがある程度ゲストのライディング技術を目で見て把握しておくことは大切だと考えているからです。それはその時点で必要ならライディングのアドバイスもできますし、翌日のツアーでゲストのライディングレベルにあったルートを選択するのにとても役立ちます。
ライディングチェックの後はノーススターに戻り、ちょっとした雪崩講習とビーコンの使い方の練習をします。良く3種の神器と呼ばれるビーコン、プローブ、シャベルですが、購入しただけで安心してしまい、使えない方も多いようです。大切なことはそういった装備を持っていることではなく、ビーコンを使うような状況に陥らないようなルート選択、地形選択をすることが大切です。そしていざという時には雪崩装備を使えることが重要です。
そして2日目にはいよいよツアーとなりますが、ビギナーバックカントリーはアルパインロッジでの1泊2食がセットになっています。ツアー当日に到着して寝不足でスタートするよりも前日はロッジでゆっくりと夕食を食べて、あったかい布団でしっかりと睡眠をとってからツアーをスタートした方が、安全で楽しいツアーになるでしょう。
ツアーでは参加者の体力や技術、気象と積雪コンディションを総合的に判断してルートを決定します。ハイクはグループの中で一番弱い方に合わせて歩きますので、体力が心配な方も無理なくハイクできます。
ライディングはもちろんパウダーを狙いたいところですが、こればかりは条件によっては保証できないところをご理解ください。それでも自分で登って滑るというのはスキー場でリフトに上げてもらう滑りとは全く違った満足感を得られることは保証します。
山で滑ることの醍醐味は広大な斜面を一気に滑れることと自然が作り出す地形、そしてまた雪のコンディションも毎回違い、それに滑りを合わせるところなど、自分のライディングの幅が確実に広がります。良くレジェンド的なバックカントリーライダー達が「自然と一体になる」的な発言をしますが、本当にそのように感じさせてくれるのがバックカントリーの魅力だと思います。
これからバックカントリーを始めたいという方は、ぜひノーススターのビギナーバックカントリーで安全に楽しい山の滑りを体験してください。ご予約お待ちしています。