今回で8回目となった2016 NCCR(乗鞍センチュリー・チャリティライド)が去る9月11日(日)に開催されました。雨の心配もありましたが、50名のライダーが参加しました。

天気予報では日曜日が雨でしたが、日程が近づくにつれて曇り予報になり、前日にはなんとか大丈夫ではないかという感じになってきました。受付は前日の午後3時から。早めに到着して、ゆっくりとライドしてセンチュリー本番に備える方もチラホラ。

午後5時からはNHK-BSの番組 “チャリダー” に出演中のおおやようこさんによる無料のヨガレッスン。翌日に備えて体をほぐします。

その後はブリーフィング。翌日のセンチュリーライドに向けて諸注意が説明されました。そしてそのままウェルカムBBQディナーに突入。ガッツリ食べてエネルギー注入!

14390911_691408327677929_1293039431401978941_n.jpg

BBQ前にブリーフィング

翌日曜日はセインチュリー当日。快晴とはいかないものの麓からは山頂までがはっきりと見ることができ、悪いコンディションではなさそうです。午前6時に全員でスタート。やはりレースではないので、どこか皆さんリラックスしていてその中に「走り切るぞ」という気合を感じます。

IMG_4672.JPG

スタート前の記念写真

このイベントは「チャリティ」なので、参加者は参加費の中から1名あたり¥5,000をシャインオン!キッズに寄付します。同団体は小児がんに苦しむ子供達とその家族を支える働きをしています。なので、このイベントにはチャレンジを乗り越えることで病気の子供たちや家族を力づけるという趣旨があります。

14264129_691408517677910_4079107430017493211_n.jpg

参加者が身につけて走る活動 “ビーズ・オブ・カレッジ

参加者たちは徐々に標高を上げ乗鞍岳を登ります。今回は風も少なく比較的走りやすいコンディションだったようです。

14354940_691408854344543_754704875688555592_n.jpg

乗鞍岳県境付近

県境を越えて乗鞍スカイラインを平湯温泉側に下り第1チェックポイント(CP)、その後国道158号線に合流。下り続けると第2CPのコンビニ。ここがコース上唯一のコンビニ。参加者はそれぞれ好きなものを買って補給できます。ここまでは各参加者まずまず。

14344711_10205600179638669_1521354698551766034_n.jpg

いくつも橋を越えます。(CP3〜CP4)

その後、飛騨農園街道を進み高根村の第3CP、ちょうど半分の80km地点へ向かいます。第3CPでは用意されたおにぎりを頬張りながら、少し長めの休憩。

14292248_10205541812339523_6241848569794282268_n.jpg

第3CP

そして問題はここから次の第4CPの野麦峠までは全て登り。最初はさほど斜度のない平坦に近い登り基調の道を進み、左に折れて野麦峠までは19km。しかし、この登りで皆さん苦労したようで、500mlの水を2本用意していった参加者もその水を飲みきり、かなりギリギリだったようです。そこで現れたのはニールプライド南信スバルサイクリングチームのプロロードレーサー、Micahel Rice。スバルのサポートカーで参加者たちをサポート。水を配布してくれました。

14448813_10205600165998328_4045374076226842796_n.jpg

NEILPRYDE 南信スバル のチームカー

というのも彼自身過去にこのイベントに参加してくれて、153kmを走り切った後に「いやぁ良いコースだったぁ」と言ってゴールからもう一度乗鞍岳に登り、その後さらに白樺峠まで往復したツワモノ。そんな彼でも野麦峠までの登りはキツいと言って参加者たちの痒いところに手が届くサポートをしてくれました。

IMG_4685.JPG

ymknがサポートしたCP4

野麦峠を越えれば残りは30km強。一度下ってから最後の白樺峠への登りは距離10km、標高差600m。そして白樺峠からゴールまでは下り。あともう少し!

IMG_4456.JPG

最多参加のミタニサイクルマインドの三谷氏(左)

最終的には1名体調不良でリタイヤしたものの、他の参加者全員は制限時間内にゴールにたどり着くことができました。今回の寄付金の合計は¥260,000。全額シャイン・オン!キッズに寄付させて頂きます。

img_4339

共にチャレンジを乗り越えた先頭グループのゴール

今回の寄付金の合計は¥260,000。シャイン・オン!キッズに寄付させて頂きます。そして、今回もイベントの運営はWALKRIDEの皆さん。多くの方を集客頂き、ありがとうございました。

協賛はFinish Lineの株式会社マルイ。KOGANEILPRYDECommencal株式会社ジオライドジャパン。そして国立成育医療研究センター。ご協力ありがとうございました。

そして何より参加いただいた皆さん。趣旨をご理解いただき、ご参加ありがとうございました。また是非来年もこのライドを続けていきたいと思います。