この数シーズンの傾向ですが、大人の方でスノーボードスクールを利用される方が増えています。課題もわかってきたシーズン中盤こそレッスンを利用してみませんか？
最近「大人の習い事」が盛況だというニュースを耳にしました。確かにノーススターのスノーボードスクールも大人の利用者が増えているように思います。様々な理由があるかと思います。スノーボード全体のイメージががパーク全盛時代からパウダーやフリーライドに移りつつあることでロングボードのサーフィン的な「大人な」雰囲気が出てきているのかもしれません。加えてGentem Stickの作り上げた正に原点回帰のスノーサーフムーブメント（雪の上でサーフィンをするかのようなスノーボードスタイル）は日本から始まり世界に受け入れられています。
大切なのはスクールで基本に戻ること
50代で全くゼロからスノーボードを始められる方、せっかく松本に転勤になったので何か雪のスポーツを始めてみたかったという30代のビジネスマン。周りの人はみんな滑れるから負けたくないとコソ練にきてくれた20代の看護士さん。年に数回しか滑らないからその数日を充実させるために初日に利用される経験者の主婦の方。そしてバックカントリーを目指したいという方々。と、理由と経験は様々ですがプライベートレッスンで利用していただけるパターンが増えています。
かく言う自分も初めてスノーボードに乗ったのは20歳。それまではスキー一筋でモーグルをやっていました。その後本格的にスノーボードを始めたのは25歳の頃。当時はスクールもありましたが、ほぼ自己流でトライ＆エラーで覚えてきました。スノーボードというスポーツ自体も誕生から30年以上が経過し、教える手法もかなり洗練されてきたかと思います。
大人の方はやはり痛い思いはしたくないし、より効率的にスポーツを身に付けたいという思いが強いかと思います。そういった意味でもBURTON LTRのレンタルボードを利用した初心者レッスンは効率的にスノーボードを始められます。早い人なら半日、平均的には1日でS字ターンが出来るようになります。
滑れるけど、どうも急斜面だとうまくターンが出来ないという方にはステップアップレッスン。ツリーランやパウダーをうまく滑りたい、いつかはバックカントリーに挑戦したい、そして話題のスノーサーフのスタイルを目指したいという方にはフリーライドレッスンをお勧めしています。
話題のスノーサーフスタイル
どちらにしてもスノーボードに限らず大人の習い事は「成長感」が大切なのかなぁと思っています。大人になるとなかなか成長したと思えるようなことは日常生活で実感するのは難しいのかもしれません。自分にとってスノーボードは非常に奥が深いスポーツです。人に教える仕事をしていますが、ターンひとつとってもより良いターンを追求するのに毎回（毎ターン）試行錯誤しています。その度に気づきがあって、分からなければ他のインストラクターやガイドに聞いたりして昨日よりちょっとでも上手くなれるように頑張っています。
大人のレッスンは理論的に整理することも必要
シーズン中毎週末雪山に通うのはかなりのコミットメントが必要かとは思いますが、定期的にスクールを利用して頂けるとかなりの成長実感を感じていただけるのは間違いないかと思います。そして追求しだすと終わりがないのも楽しいところです。スキー場が違えば雪が違い、パウダーの質も変わってきます。あの斜面を滑りたい、あそこのパウダーを滑りたい。そのために練習する。さらにフィールドがバックカントリーに広がれば、また違う「山の滑り」を求められ、登りの体力&技術にも成長の余地がかなり広がります。
ノーススターではまさにスノーボードの「揺りかごから墓場まで」。初めての方から経験者の方、バックカントリーまでカバーしたスノーボードスクールです。インストラクターやガイドが成長した分、ゲストの方にも成長を実感していただけるようなレッスンとツアーをご用意しています。いよいよシーズンも中盤、ライディングの課題も見えてきた方も多いのではないでしょうか？ 大人のスノーボードレッスン、ご利用お待ちしています。