これからのシーズンのバックカントリーは乗鞍岳のザラメパウダー(⁉︎)狙いのスプリングバックカントリー。雪が有る限り楽しみましょう! 初心者、お一人様参加大歓迎です。
雪不足に泣かされたシーズン前半、突然のトップシーズン逆戻りの3月と出入りの激しいシーズンでしたが、乗鞍岳も春に備えて雪が戻りつつあります。
実は初心者には最適⁈
春のシーズンは気温も上がり、ハイクするのが厳冬期に比べるとかなり楽になります。なので、今シーズンバックカントリーに挑戦しようと思いつつもチャンスを逃していた方には、この春からバックカントリーを始めるのがオススメ。乗鞍岳の場合、ピークまで登るのにスキー場トップからだと4時間はかかりますが、ゴールデンウィークからは乗鞍岳春山バスを利用して2350mの位ヶ原山荘まで上がれるので、最短で2時間のハイクでピークに立てます。
また、厳冬期の登頂は大変な乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰にも比較的楽に登頂できます。しかも、乗鞍岳ならうまくすると雷鳥に会えたり、北、中央、南の全てのアルプスを眺めることもできます。なので、春から始めるバックカントリーは実はかなりのおすすめです。春に試して、来シーズンから冬のバックカントリーに本格的に挑戦するというのはなかなか良いプランです。
ザラメの独特なライドフィール
ザラメと聞くと多くの方はスキー場のザラメ雪をイメージすると思います。スキー場の場合は圧雪されたザラメの場合がほとんどで、午後になると板が走らないということが多いですが、バックカントリーは圧雪されてはいないので、スキー場では体験できない独特のライディングフィールになります。特にフィルムクラストといって、一度日射で暖められた雪の表面が冷やされることで薄ーい氷が張った状態は、場合によってはパウダーよりも気持ちいい(それは言い過ぎか⁈)感覚です。
乗鞍岳の場合は標高も高いので、GW中でも新雪が降ることもあり、今シーズン外しまくった方はそれを狙ってみるのもアリかもしれないですね。
余裕を持ったスケジュールで
春は冬と違い、雨が降ってしまうこともあります。高原内は雨でも標高の高いエリアでは雪が降っていたりすることもあるので、翌日はパウダー(薄めの)ということもあり得るので、余裕を持ってスケジュルを立ててください。また、春は位ヶ原山荘からのアプローチで、厳冬期には届きにくいピークにもアプローチできます。その分滑れる斜面も増えるので、複数日で色んな斜面を狙っていきましょう。
しかも下山はスキー場まで滑って帰って来れます(5月中旬まで)。春ならではの沢のナチュラルパイプもあり。楽しみは広がります。
位ヶ原山荘宿泊のツアーもアリ
経験者には位ヶ原山荘宿泊のツアーもおすすめです。スケジュール的に余裕が持てるのももちろん、山荘で生ビールを飲みながら(GWからは生ビールが山荘で飲める!)下山していくバスを見送る優越感はたまりません。夜に星空に近づけ、朝も早くスタートできればご来光と自分たちだけの貸切の斜面を楽しむことができます。
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