今日もいい天気でした。先週の雨でやられたバイクを久しぶりにメンテナンス。かなり調子良くなりました。先週のShimano XT Ride Campのレビューということですが、かなり濃い内容でした。
1泊2日のセッションを3回の計4日間。毎日同じルーティーンではあったのですが、ゲストがそれぞれショップ、メーカー/ディストリビューター、メディアと入れ替わりながらのスケジュールでした。まず、昼過ぎからはプレゼンテーションタイム。XTのプレゼンはもちろんなのですが、その前にマーシーと伊那市のマウンテンバイクトレイルに対する取り組みが双方からプレゼンされ、パネラーとしてガイド側から我々とB.C.Porterのノリくん、プロライダー側からは辻浦圭一選手、松本駿選手が参加。フィールド利用に関しての熱いディスカッションが繰り広げられました。
その後は各ショップオーナーが持ち込んだフレームにXTを組み付け。競っていた訳ではないのですが、ビリにはなれないという誰も言わないけど妙な緊張感がありました。いつもお世話になっているナカザワジムさん、ASTさん、MDSさんの各店長も和気あいあいと作業しています。
パーツ組付けはショップさんだけでしたが、その後は宴会、2次会、3次会、、、初日の夜は一番熱く、午前3時まで語り合いました。
そして翌日はライド。一番走りたかったであろうショップさんのときだけが雨のため、林道ライド。これが意外に楽しかった。その後は晴れてメーカー、メディアのグループはガッツリとマーシートレイルを堪能しました。
所々停まって、トレイルメンテナンスの仕方を実際にチェック。基本は走る道と水の道を分けること、マウンテンバイクが走れるトレイルがあるということは誰かがメンテナンスをしているということ等の実例を目の当たりに。鋭い質問が飛び交います。
今回、色々な方々と話しをできて本当に勉強になりました。立場の違いによる意識の違いも分かりました。みなさんマウンテンバイクが大好きでこの楽しさを多くの人にシェアしたいと思っています。しかしながら、現状では私たちライダーが直面しているフィールドに関する問題は簡単なことではありません。理想はセツの故郷オレゴンのようにどこにトレイルがあって、難易度がどの程度でといった情報を公開出来る形が望ましいと思います。しかし北米のマウンテンバイクシーンも私たちが直面しているようなフィールド問題を20年前からひとつひとつ解決してきての今があります。
これから先の5年が日本のマウンテンバイクシーンにとってとても重要になると思います。サーファーが海岸のゴミを拾うように、ライダー1人1人が自分のライディングに責任を持ち、トレイルにダメージを与えないライディングを心がけ、定期的にトレイルメンテナンスをするということを「ライフスタイル」として取り込むことが必要だと思います。その時の一瞬の楽しみよりもどれだけ長く楽しくライディングするかということを心がけたいです。
で、おもしろ写真館。TTS和田さんとセツ、図らずも同じ格好で登場。
と、OTAKEを組む日本のレジェンドライダー大竹さん。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。そしてこういった場を用意してくれたShimanoさん、ありがとうございました。助っ人として呼んでくれたマーシー、本当にありがとう。ライダー、メーカー、メディア、ガイド、、、関わるみんなで日本のマウンテンバイクを盛り上げていきましょう。