ノーススターにてお仲間のガイドさん方とシーズン前のバックカントリーガイドトレーニングを行いました。

この冬はイイ! ラニーニャ現象でかなりのロケットスタートな冬シーズン。乗鞍の積雪はみるみる増えています。良いシーズンになりそうですね。

そんな楽しみなシーズンを前に、シーズンを最大限に楽しみ&楽しんでもらうためのガイドトレーニングを行いました。今回はおなじみのLOOP LINE丹野さん、先日の立山でも一緒していただいたことリウムのトシさん、そして富山の水間くんと全員スプリットボーダー。今回は(も?)ちゃんとした研修です。

初日は丹野さんと2人のみだったのでメロースタート。とりあえずツアーコースを目指します。翌日のトレーニングの候補地を見ながら、ハイクラインをあーだこーだ言いながら登り、積雪を多少観察して下山。まだだまだ毛深いツアーコース下部。案の定ノートラックのカモシカBコースが一番美味しかったということで下山。

バックカントリーパウダー

いい感じのパウダー。でもスキー場内。

下山後は室内でロープワークの確認。アンカーをとり、ゲストをロワーダウン。その後自分が懸垂下降して、セルフレスキューで登り返し。1/3システムを作り上げてゲストを引き上げ、という一連の作業(呪文のような専門用語羅列でスミマセン)を思い出しながら再確認。登山ガイドでありながらも、ご存知の通り夏はマウンテンバイクガイド(丹野氏はラフティングガイド)なので約半年ぶりのキチッとしたロープワーク。勉強になります。

バックカントリー ロープワーク

最初に一連の流れを室内で確認

その後の温泉トレーニング(?)からはトシくんも参加。メープルトレーニング(⁇)へ移行して夜な夜な撃沈。

安全にロワーダウン

2日目は水間くんも加わり、再度室内でロープワークを確認した後、屋外で実地。アルパインロッジの庭の2mほどの段差を利用して、電灯の支柱をアンカーに一連の作業。実際に荷重をかけてやってみると登り返しが必死だったり、引き上げがかなりパワーが要ったりと脳と体の記憶が復旧。屋外での実地は各自1回でしたが、最終的に各自5〜6回は一連の作業を復習することで徐々にスムースできるように。

オイッ、真面目にやれ!

流石にー5℃に數時間いると末端が冷えてきてギブアップ。屋内に逃げ帰って最後に搬送用のレスキュースレッド(=ソリ)作成を練習。専用の道具と手持ちのバックパック等々を組み合わせて搬送スレッドが完成。これを時間をかけずに作り上げるのがポイント。

バックカントリー レスキュー

こちらはトシくんのレスキュースレッド、カナダ製。

2日間色んな汗をかきましたが、終始ボケとツッコミを繰り返しつつも抑えるところを抑えて予定していた内容をほぼほぼカバーして終了。こういったトレーニングはもしもの時のものであって、実際にそういったスキルを使う必要がないようなガイディングをするのが目標。それでもロープワークやレスキューのスキルは常に練習しておく必要があります。なのでこれで完璧という訳ではないのですが、それぞれのガイドさんはこの冬各地でセイフティなガイディングをさせていただきます。

それぞれとにかく滑りが大好きで、パウダーを、山を滑りたくて始めたこの稼業。この楽しさや興奮をゲストにシェアしたいし、それを安全にシェアすること=ガイディングが好きだし、喜んでもらえれば本当に嬉しいということを糧に続けています。もちろん気心の知れた同志が集まって滑るのは楽しいですが、こうやって安全に対して真剣に向き合うことも互いに励ましと刺激になります。こんな仲間が与えられていることが本当に感謝です。

で、同業者が集まれまばもちろん景気の話も。各々予約の動き鈍いようなので、みなさまご予約お待ちしております。この冬も各地のガイドツアーで安全に楽しく山を滑りましょう!