BCライディングクリニックは、バックカントリーに挑戦してみたい、でも「ちょっと自信ない」とか「行けるかどうか見極めたい」といった方々や、すでにバックカントリーでライドしているけど、「こんなシチュエーションで上手く滑れない」といった方々向けのクリニックです。

前回の①に続き、クリニックの内容の後半を紹介します。

クリニックの構成例

④ ショートスライドターン

後ろ足を使って、ボードをスライドさせる小回りのターンです。スキー場内の狭い林道コースや、ジャンプのキッカーに入る前のスピードコントロールに使う、後ろ足を左右に「シュ、シュ」っと動かすようなターンです。ターンと言うよりは「スピードチェック」ですね。実はこのターンはパウダーでも有効なターン動作でもあり、ツリーランでの方向転換でも使えので、非常に重要だったりします。

⑤ コブ斜面

コブ斜面はある程度斜度のある斜面に形成されます。幅が広いスノーボードではあまり得意なシチュエーションではないですが、コブ斜面に対して立体的にボードを動かすことで様々な地形形状へのに対応力が強化できます。コブに合わせてボードを上下に動かしてのトラバース。ターンのきっかけの掴み方。ターン後半でのスピードコントロール、と①から④のスキルを総動員させてライドします。

⑥ パウダー&ツリーラン

コンディションが整っていれば、パウダーやツリーランにも挑戦します。コブ斜面までの滑りが仕上がっていれば、いくつかのコツを掴むことで楽にパウダーやツリーランをライドすることができます。パウダーでの前後バランスの取り方、スピード調整の仕方、ラインの取り方等々、1日のクリニックの総仕上げとて楽しみつつ、バックカントリーを想定したライディングを目指します。

リクエストも可能

もちろん予めリクエストも可能です。特にこのスキルを習得したい、このシチュエーションが苦手、といった事前情報をもらえれば、そのリクエストに沿ったクリニックの構成を提案します。基本的にクリニックは一連の動作を分解して、部分部分を磨き上げてその動作のクオリティを上げることです。

実際によくあるのは「ツリーランを上手く滑りたい」というリクエストです。「広い斜面のパウダーはそれなりに滑れるけど、ツリーランで上手くコントロールできない」という方は多いですね。実際にガイドのymknもそれなりに修行しましたが、やはりコツがあります。ツリーラン以前にパウダーで思ったラインを描き、思ったスピードでコントロールし、思ったところで止まるスキルが必要になります。そうするためには前述の①から⑤までのスキルを磨くことが必要になってきます。

ぜひ(半ば騙されたと思って⁈)BCライディングクリニックでバックカントリーでのライディングをバージョンアップさせましょう!

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